「学校教員のキャリアと生活に関する調査」です。
「将来管理職になりたいか?」に関して、
「ぜひ、なりたい」「できれば、なりたい」の合計は
男子29%、女子 7%だそうです。
管理職になりたい理由は、
1 学校経営に関心がある 60%
2 やり甲斐のある仕事ができる 58.4%
3 これまでの経験や処遇からすると、そうなるのが自然な成り行きである
男子25.4%、女子13.8%
「学校経営に関心がある」の内訳は、男子が62.5%、女子が52.2%です。
女性の割合が男性よりも「10ポイント以上低かったのが・・・・・・。
女性教員の管理職希望者が・・・・・・・。
「管理職」を希望しない理由は、
1 担任を持って子どもと接したい 63.5%
2 自分にはその力量がない 61.5%
3 現在の仕事に満足している 55.7%
責任が重くなると、自分の家庭の育児や介護等との両立が難しい!
と、男性の34.9%、女性の51.5%が回答しています。
女性の管理職登用が叫ばれていますが、未だに、「その環境は整っていない!」ようです。
また、女性ばかりでなく「男性も、管理職を希望せず」担任のままでいい!という若手教員が
増えてきています。
「管理職」に魅力がない?のが最大の原因だとは思いますが、
私も、当然、「子どもたちの担任として、部活顧問として教員になりたい!」と
思って教員になりました。そして、今もその気持ちに変わりはありません。
「学校」が組織で運営される以上、誰かが「管理職」にならなければ成り立ちません。
その誰かが「子どもたちとの関わり方を違った側面から関わる」管理職にならなければ。
今、学校数に比べ、管理職になりたい!先生方が少ないと言われています。
そんな状況になってしまう学校現場が「将来の日本を担う」子どもたちを育てる場で
良いのでしょうか?
少しでも「共働きでも働きやすい」職場!
少しでも「働きがいのある」職場!
少しでも「管理職になっても良いと思える」職場!
少しでも「男女関係なく、上の条件をクリアできる」職場を目指して、
やるべきことはたくさんあります。
一人一人が「教員」という職業を真剣に考えていきたいものです。
それが、日本の将来を決めるのかもしれません!!
よろしくお願いいたします。