今学期は、朝の「見守り活動」を北小学校区を中心に行っています。
3学期の初めに転向してきた「A子ちゃん」。
初日はおばあちゃんに「引っ張られて」学校近くに来ましたが、
結局、学校の手前で「家に引き返して」帰りました。
おばあちゃんは、まだまだ、働いている現役の仕事人です。
出勤前に「孫」が学校へ行くのをぐずぐずしていると
「気にはなりますが、出勤の時間が・・・・・・」
その葛藤が伝わってきました。
本人は「不安で不安で」「ママ」「ママ」という状態でした。
結局、仕事を持っている母親が家の前で待っていました。
すでに、1か月が経ちましたが、その間、仕事を持っている
祖母、母が分団に遅れながら「手をつないで」登校していました。
昨日、その場面に遭遇し「私も一緒に走って、分団に追いつき」ました。
お母さんの表情も、A子ちゃんの表情も「1か月前」とは比べ物にならないくらい
「穏やか」に感じました。
今日は、お母さんと一緒でしたが「手を放し」分団と一緒に
学校に到着できました。
時間はかかりましたが、「家族の力」を感じた朝でした。
「安心して帰る家がある!」
「家を出ても、いつでも安心できる人が家に待っててくれる!」
大人でも、同じだと思っています。
子どもも大人も「精神的に不安定な人」「ふさぎこんでいる人」などは、
家庭を含めて「どこかに不安を抱え」「安心できる場所?人?がいない」
「そう思っていない」人なのではないでしょうか?
「家庭の力」とは、「安心できる」という心の故郷なのではないでしょうか?!
うれしい場面を見られて幸せな朝でした。