「週間モータージャーナル」より 池田直渡氏
「理想のエンジニヤリング」といえば非常に聞こえはよいが、実はそこには決して到達しては
ならない。理想が達成されるということは進化が終わるということだ。
同じ理想ということに対してトヨタとマツダの考え方は非常に面白い。
トヨタは言う。「われわれのやることは必ず間違っている。だから、カイゼンができる。
カイゼンの必要がない状態は永遠にない。問題のないと言うヤツは問題が発見できない
無能なヤツだ」。
無能だと言われたくないトヨタのエンジニアは、必死に自分の至らないところを探し、
外にアピールする。そして、問題を見つけたエンジニアが拍手喝采を受けるのだ。
だからどうしたってオープンになる。
マツダはどう言っているのか。
「できるできないは問わない。本当の理想を定義しよう。それは今実現できないもので良い。
われわれにはお金も人も足りない。実現可能な範囲で目標を設定したらその目標は
しょぼい。だから、高慢な理想を遙か遠くに描いて、、そこに一歩近づくことを目標にしよう」。
どちらの会社も「オープン化」のためのシステムがあるのだ。
日進中学校も、陰で評論するのではなく、「オープン」を目指しています。
日進中学校を、日中健児を「より良く」するための「オープン」の議論を!!
先日、日光東照宮のテレビ番組で「徳川家康」の理想の話が出ていました。
日光東照宮には、「至るところに、逆さまの柱や逆に制作された部分」があるそうです。
それは、徳川家康の「完璧は、崩壊に始まり!」という理想の考え方に基づいています。
「完璧」と思った瞬間に、「崩壊」「転落」「後退」が始まりま。
日進中学校も「これでいい!!」と満足せず、「今の子どもたち、社会、時代」を見て
保護者や地域とともに前進していこうと考えています。
毎年、毎年、、「同じことを繰り返さない!!」
みなさん!ともに、頑張りましょう!!