1年生が「野球?」「ソフトボール?」の授業をしています。
運動場の授業を見ていて、毎年毎年・・・・・・・・・。
先日も、「野球人口の減少に歯止めが・・・・・・・」という記事がありました。
時代が変われば、「日本人の嗜好」も変わる。
「昭和」のように娯楽が少なかった時代は、テレビの影響が大きく
「プロ野球のナイター中継」「巨人の星」などから影響を受けた子どもたちが、
長島選手の背番号3をつけて、休みの日には「公園など」で草野球をしていました。
人数が少なければ、「三角ベース」で、2名しかいなければ「1対1」で野球をしていました。
「平成」のころからは、インターネットも普及し、テレビの番組でもさまざまなスポーツや
スポーツのアニメ番組が放映されるようになってきました。
その「選択の幅」が広がってきたのは、素敵なことです。
当然、「手を使うスポーツ」「足を使うスポーツ」「頭を使うスポーツ」「道具を使うスポーツ」
など、そのスポーツには特徴があります。
小さなころは、「さまざまなスポーツ」を経験し、さまざまな「体の部分」を使って
バランスよく鍛え、育てたいものです。
しかし、授業を見ていると
「初めて、グローブをはめた?」
「初めて、ボールを投げた?」
「初めて、野球をした?」
「初めて、・・・・・・・・・・・」
だからこそ?でも?楽しそうにキャッチボールをしています。
山本先生が、「グローブの使い方」「ボールの投げ方」などを「一から」教えています。
「同じ手と足を出さない?」こんなことも指導しなければ・・・・・・。
でも、楽しそうです。ラグビーも、野球も、きっと、やってみれば「楽しいよ!!」
少しでも、野球人口に歯止めがかかることを願っています。
日本人の「ボールを投げる力」は確実に「下がってきて」います。
一部の選手のレベルは上がって来ていますので、「その格差」は広がる一方です。
「格差社会」と言われますが、スポーツの世界でも「経験した人と経験していない人」
「運動していた人と運動していない人」との格差が・・・・・・・。
運動する人はどんどん運動をするけれど、
運動をしない人はまったくしない!
その中間が、なくなってきています。
全員が「プロ」にならなくてもいいし、なれないと思いますが、
その中間の一般の人たちが「親しむ程度」の技術は身に付けさせたい!!
そう願っています。
せめて、「野球」で遊ぶことのできる人が増えてくれれば・・・・・・・・。
そのために、学校現場の「体育科の授業」でいろいろなスポーツを経験させるのは
最後の砦?なのかもしれません。
「食べず嫌い」「やらず嫌い」を無くすためにも!!
「運動の秋!!」
よろしく!!日中健児!!