先週の月曜日から「3名」の教育実習生が来ています。
昔は、「主免4週間、副免2週間」の二通りしかありませんでしたが、
今では、免許によっては「1週間から4週間まで」さまざまな期間で教育実習を
行います。
大学側は「当然、困りません」が、受ける学校現場は「なかなかのものです!」
昔は、教育実習期間に同じ期間だったので、「仲良く」なったものですが、
今では、「ぱらぱらと自然にいなくなっていく?」感じです。
打ち上げやご苦労さん会も、・・・・・・・・・・・。
しかし、そんなこととは関係なく「教師」を目指して、学生は意気込んでやってきます。
中には「教員免許」だけほしい?とか、「単位のため」という学生もいますが、
教育実習生一人を指導するのは、通常の勤務時間ですら「ブラック企業」と言われる
教員の勤務です。月に「80時間以上」「100時間以上」の残業では???
実は、教員は「残業」というものがなく、一律、「4%支給」です。
あとは、「どこまでが残業として仕事なのか?」判断しにくい職業なので
「一律4%支給」なのだそうです。
教育実習生を受け持つ、受け持たないにかかわらず・・・・・。
しかし、そんなこととは関係なく「教師」は、将来の同僚として、将来を担う子どもたちのために
一生懸命「指導して」いただいています。
感謝します。ただただ、感謝しかありません。
このような「熱意」で日本の社会が回っている!と自負しています。
しかし、そんなこととは関係なく「熱意」だけに頼る時代は終わったと考えています。
世界的に高水準を保っている日本が、世界的には後ろから数えた方がよい程度の
「教育予算」しかつかず、「働き方に見合った賃金が?」支給されていると
感じていない教員が増えてきました。
いつも言いますが、「良い人材を将来を担う子どもたちに注ぐ」のであれば、
教育界の「改善」「カイゼン」は必須です。
今の教育実習生が「教師」になる頃には、少しは、良くなっているのでしょうか?
本日、2名の教育実習生が「道徳」の授業をしました。
今、話題になっている「特別な教科=道徳」です。
心を育てる、真に実力を持った教員が「一人でも多く」現場で働けることが
教育界の最低条件ですが・・・・・・・。
がんばれ!!教育実習生!!
がんばれ!!日中健児!!
ちなみに、2名は「日進西中」時代の教え子です。

