日本は「島国」なので、どうしても「日本人」や「日本人だけ」にこだわる傾向があります。
国と国が繋がっている「ヨーロッパなど」とは、どうしても違いが出るのは仕方がない!?
ことなのかもしれません。
しかし、日本は「今までは人口も含めて、右肩上がり」に成長してきましたが、
今後は「人口も減少し」「経済的にも縮小し」ていくと考えられています。
外国人?移民?などが問題になっていますが、同じ人間として
「日本人」「日本人だけ」にこだわっていていいのだろうか???
ラグビー日本代表は全選手31人のうち、15人が「外国籍もしくは外国出身」「帰化選手」
で構成されています。ラグビーの場合、代表選手の選出条件は
1 出生地がその国
2 両親、祖父母のうち1人がその国出身
3 その国に3年以上継続して居住
4 通算10年にわたり居住
のうち、1つを満たせばOKです。
つまり他の競技のように日本へ帰化しなくても、日本代表になれるのです。
これは「国籍よりも生活している国や地域を重視する」という「ラグビー特有の考え方」
からきています。
この「多様性を認める」ラグビー精神も素晴らしいのですが、外国人プレイヤーが
「日本へ帰化した」と聞くと、さらに特別な気持ちを抱く人も多いのではないでしょうか?
ちなみにラグビー日本代表でもキャプテンのリーチ・マイケル選手をはじめ8人が
「帰化選手」です。
ちなみに、日本国籍を持つ男女を対象に「日本国籍取得」に関する調査を行なったところ、
全体のうち「非常にうれしい」「やや嬉しい」と答えた人の合計はやく40%だったそうです。
この40%を「多い?」と見るのか?「少ない?」と見るのか?
大相撲でも「日本国籍を取得しないと親方にはなれません」。
その競技の歴史、考え方、その国の文化などさまざまな理由はあるとは思いますが、
人だけではなく「多様性」について考えていかないと、日本だけでは・・・・・??
という時代になってきているのではないでしょうか?
親愛なる日中健児のみなさん!!
あなたたちの時代は「そんな時代」なのですよ!
自分のこととして、考えてみてはどうでしょうか??