本日から、「テスト週間」です。
特別に何かがない限り「一斉下校」です。
「部活動」もありません。
現在、社会の流れ的には「学校行事を精選し、見直したり、質の向上を図ったり」
する方向に動いています。また、「部活動も、活動時間を短くし、効率的な練習をしたり、
指導者である教員の豊かな時間の使い方のために休日を設けたり、
学校外の指導者を導入したり、クラブ活動への移行が進んだり」しています。
「人間形成や生徒指導」と一体となった「学校行事」や「部活動」がこのような流れに
ある中で、一向に時間がない?ということで進んでいないのが、
「教材研究」であり、「授業研究」であると考えています。
日進中学校では、私から伝えていますが、
子どもたちの心をつないでいた「学校行事」や「部活動」が今後、今まで以上に
縮小していくのであれば、「授業」で、今まで以上に
「内容の理解」だけでなく、「生徒理解」「人間関係づくり」を進めていかないと
ただ、内容をこなすだけの、伝えるだけの「授業」では、子どもたちは成長しないし、
「いつか?」「必ず?」苦労する時代が来るのではないか?・・・・・・・・・・。
落ち着いて見えるから?子どもたちが素直で大人しいから?
時間があれば「楽をしたい?」「やらないで済むなら、何もやらない?」
でよいのでしょうか?
研究指定を受けたから「研究」はするのではありません。
日々の実践が「研究」「現職教育」に繋がるものであることを願っています。
そんなことで、テスト週間を利用して、本日、「授業研究」を行います。
A けやき学級 池田先生
けやき学級は、先生方が教室に入り「余分な緊張から・・・・・・・」という悪影響が
無いように、ビデオカメラを設置し、別室で観察しながら研究をしました。
B 2-2 安江先生 英語
C 2-3 矢崎先生 国語
です。その他の授業を「自習」にしてまで、「全職員」で勉強し、
3グループに全員が別れて「研究協議」を行います。
この「研究協議」が、子どもたちには「話し合いが・・・・・・」と言いながら、
大人が苦手なのです。さらに、苦手だけでは済まない「質の高い話し合い、協議」
になっていかないと!!授業をした先生方の成長、協議に参加した人たちの成長
に繋がらないのです。
よく「今日は、研究授業をしていただき、ありがとうございました!!」と
言われます。大人としては、礼儀として必要なことかもしれませんが、
その後の「研究協議」が、「歯が浮くようなほめ言葉」だけを並べても、
力量向上には繋がりません。
本日は、
1 子どもたちの「反応から学ぶ」という視点で!!
2 鍵となる生徒の(1)言動や、(2)主体的に取り組んでいる様子(3)気になった場面
を具体的に出し合い、深めていきたいと考えています。
点数を取らせる授業ではなく、将来にわたって、将来に繋がる・・・・・ために、
1 生徒理解(生徒の言動、表情などからの見取り)
2 主体的に人生に関わっていく姿勢
3 楽しい!学びたい!と思わせるには・・・・・
を極めていきたいと考えています。
全体指導の中で「一人も落ちこぼれないように!!」
ただ、すでに「授業について行けない?」子どもたちには「それを補う体制」を
構築していかないと、日本は大変な世の中になるかもしれません。
公立中学校が、今後「認められ、生き残る」術を考えていきましょう!!
すでに遅いかもしれませんが、
「塾」に頼らなくてもよい学校
「私立中学校」よりも魅力のある学校
を目指してみませんか?
本日は、「授業研究」よろしくお願いいたします!!