2018/12/10 | 12月10日(月)自分から自分に! | | by 日進中学校管理者 |
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皆さんにやっていただきたいことがあります。
心の中にコップがあるとイメージしてください。
そして、そのコップの中に自分を褒める言葉を入れてください。
1分間でどれくらいの褒め言葉を入れることができますか?
コップが小さすぎて褒め言葉があふれ出てしまったという方も、半分くらいしか入らなかった
という方もいるでしょう。
でも心配しないでください。皆さんにはまだまだ褒めるところがたくさんあります。
自分にとってはあまりにもそれが当たり前になってしまっていて、気がついていないだけ
なのです。
私が毎日実行していることがあります。
それは、鏡に向かって笑顔で自分を褒めることです。
「おはよう! 今日もハツラツとしているね」
「笑顔が素敵!」
「その口紅、似合ってるよ」など、どんな些細なことでもいいのです。
こうした褒め言葉を掛けて自分を認めることができると、だんだん「私」という存在が好き
になり、活力が湧いてきます。
自分のことをどう褒めていいか分からない人は、自分にあいさつをすることから始めて
みてください。
朝起きたら「おはよう」と笑顔であいさつし、出かける前には「行ってきます」。
就寝前は、「今日も一日お疲れさまでした。おやすみなさい」と声を掛ける。
そうやって自分へのあいさつを続けていると、自分を客観視できるようになり、自分を褒める
ことにも躊躇がなくなりますよ。
皆さん、自分をけなすことは天下一品だと思います。
かつての私もそうでした。
でもそんな私も、今では次から次に褒め言葉が出てくるようになりました。
褒める癖がつくまでは、自分を褒めることをすぐに忘れてしまうので、常に意識を持って
やっていただければと思います。
親愛なる日中健児のみなさん!
先日の朝会でお話しをした「セルフトーク」ですよ。
毎日、人間は、一日のほとんどを「自分自身と話し」をしています。
心の中で、自分自身を一日中「褒められる」人と、
心の中で、自分自身を一日中「貶している」人とでは・・・・・・・・・・・。
自分自身を褒められる「見方、考え方」を身に付けましょう!!
子育てにおいても、その子のことを思いやる言葉を掛けてほしいと思います。
私は子どもの頃、とにかくおてんばで外で遊ぶのが大好きでした。
そのため、母親から「毎日外でばかり遊んでいるから日焼けしちゃって。
そんなに真っ黒な子は、お嫁さんに行けないよ」と言われていました。
からかい半分の言葉だったと思うのですが、それでも深く傷つきました。
だから私は、自分の息子たちにはそういう言い方をすることはやめようと思いました。
また、何から何まで褒めるわけではありませんが、息子たちが善意でしたことに対しては
必ず褒めるようにしていました。
二人の息子の長所は、面倒見がよく、小さな子どもの世話も厭わないことでした。
そんな二人に、近所のお母さんたちから感謝の言葉をいただくこともありました。
その時は私も、「お隣のおばちゃんが、面倒を見てくれてすごく助かったって褒めていたよ。
えらかったね」と、素直に嬉しい気持ちを伝えました。
そうすると子どもも喜んで、「もっと人の役に立ちたい」と思ってくれるはずです。
「思いやり」というのは、そういうところから少しずつ育まれるのではないかと思っています。
そうですね。
「思いやり」を持ちましょう!と口で言って身に付くのであれば、簡単ですね?
ぜひ、「褒める教育」「褒める子育て」は大切ですが、
その「褒め方」「褒めるタイミング」も身に付けたいものです!
あいさつは自分から!
声かけるのも自分から!
声を掛けられるのを待っているうちは・・・・・・・・。
自分自身を大切にしたり、好きになったりできる人生には及ばないのかもしれません。
よろしく!!日中健児!!