吹奏楽部の練習は、「校内の掃除」から始まります。
それは、ポーズではなく「心を磨く」行為だからだと信じています。
だから、吹奏楽部の子どもたちは「一番、礼儀正しく、あいさつを何度でも」してくれます。
練習も「一番、おしゃべりをしたり、サボったり」する子どもは皆無です。
自分の楽器と向き合って「必死」に練習をします。
その個人練習の合間に「1年生や後輩」にアドバイスをしたり、指導をしたりします。
すべて、今までの日進中学校吹奏楽部の「伝統」です。
よい結果を残すからではなく、
このような取り組みの成果が、結果として出ているだけだと考えています。
「楽して楽しむ」ことは・・・・・・・・・。
やはり、練習は「楽」ではありません。
表面的に楽しむだけならば「楽」な練習で良いのですが、
奥の深い「楽しみ」を得るのであれば、「楽」だけの練習では得られません。
その「楽」ではないことを「苦行」と捉えるのか?
それとも、「その楽ではない練習を楽しむ」までの心の成長を願うのか?
伝統に培われた吹奏楽部の練習風景には、常に程よい緊張感があります。
日進中学校には「そのような伝統」のある部活動がたくさんあります。
ときには、すべての部活動を観察してみるのも「勉強」ですよ!
よろしくお願いいたします。