職員会議が終わって、運動場に出てみると・・・・
「雲一つない?青空」でした?
詳しく言うと「雲一つない青空に『飛行機雲』だけが!」
という感じです。
カメラの感度を落としてあったので、見えにくいかもしれませんが・・・
飛行機が「3機」飛んでいました。
それぞれに「飛行機雲」を従えて!!
① 飛行機は飛行する際、主翼の後ろなどに少なからず空気の渦を作るのですが、
この渦が部分的に気圧と気温を下げます。このとき空気に含まれる水分が冷やされる
ため、結果「空気の渦」を原因として飛行機雲が形作られることがあります。
② 原因のふたつ目「飛行機が作る空気の渦」とはこのようなメカニズムで、
竜巻が漏斗(ろうと)雲を作るのと同じものでもあります。
「排気ガス」については、冬の寒い朝に息を吐くと白くなる現象をイメージすると
わかりやすいかもしれません。
高度が100m上がると気温は摂氏にして約0.6度下がるため、地上の気温を摂氏20度
とすると、飛行機の巡航高度である約1万m上空の外気はおよそ摂氏マイナス40度
になります。そこへ摂氏300度から600度になるジェットエンジンの排気ガスを
放出すると、ガス中の水分が急速に冷やされ、氷の粒となり、あのような形の雲が
形づくられるというわけです。
なお、飛行機雲は一般的に、地上から約6000m以上で発生するとされています。
よって、排気ガスを原因として飛行機雲が発生する外気温の条件としては、
「およそ摂氏マイナス16度以下」ということになります。
その「飛行機雲」が3本。
「雨が降る前触れ?」とも言われますが、
今週末は、少し崩れるようです。
空はきれいですけどね!