2020/07/01 | 【日進中】7月1日(水)当たり前 |  | by 日進中学校管理者 |
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親愛なる日中健児のみなさん!
新型コロナウィルス騒動で、「当たり前」が「当たり前」ではないことを
多くの方が感じたと思います。
そのそも「当たり前」とは、どういうことなのでしょうか?
語源を調べてみると、「収穫・漁獲などを共同作業として行った場合、
一人当たりの分け前を『当たり前』」と言ったようです。
この作業には自分も協力したのだから、分け前を受け取るのは『当然』
の権利」と考えるような「当然」という意味が生じた!
と言われています。
私たちが「当たり前」という言葉を使うときも、どこかに、
「これは、当然だ!」といった思いが隠れているのではないでしょうか?
蛇口をひねれば、水が出てきて当たり前!
停電の心配することなく、電気が使えるのも当たり前!
お店に行けば、物が自由に買えて当たり前!!
税金を払っているのだから、行政が支援をして当たり前!・・・・など
多くの人が、快適な生活が保障されていて「当たり前」と考えているのでは?
ないでしょうか?
しかし、それらすべての背後には、仕事という形でサービスを支えてくれている
人たちの多くの力があります。
その労力に対して感謝をしているでしょうか?
「ありがたい!」「ありがとう!」という気持ちを持っているでしょうか?
持っていない人は、「サービスの利用に際しては、お金を払っているし、
相手はそれで報酬を得ているので、当たり前!」と思っていないでしょうか?
世の中に「当たり前」なんてないのでは?
きっと、その「当たり前」の裏側には多くの人たちの・・・・・。
その労力に感謝したいものです!
そして、そのように世の中や社会を支えられる人になりたいものですね!!
よろしくお願いいたします。