本日、令和2年度「10月末の野外活動」開催が難しいと判断し、「延期変更」を決定しました。
その決定をした理由は、
1 野外活動の場所である「自然園」が実質的に「廃業」し、「団体の宿泊客を今後、一切受け入れない!」という判断をしたためです。今後は、「デイキャンプ」「家族向けキャンプ」を中心に経営していくそうです。
2 本校2年生は「230名ほどの生徒」がいます。どこのキャンプ場でも「受け入れられる」訳ではありません。大規模中学校を受け入れられるキャンプ場は「ごくわずか」です。そのキャンプ場も「すでに、予約が埋まっている状態」です。
3 新型コロナウィルス感染拡大が止まらず、自然園のある「岐阜県」をはじめ愛知県を取り巻く近隣の県は、「愛知県からの来客を心配(または、拒絶)している」状態です。また、先日、愛知県にも「緊急事態宣言」が出されました。
併せて、最近の社会情勢を踏まえても修学旅行を「延期変更」した以下の理由のように、
1 すでに、東京都以外の全国都道府県に感染は広がりを見せ「市中感染」は広がっていると認識しています。愛知県も、グランパスの選手や身近なショッピングモールにも感染者が出ています。大学生も日進市内の大学を含めて複数報告を受けています。高等学校などでも、市内小中学校でも濃厚接触者やその疑いの人が身近にもどんどん報告されています。
大村知事も言っていますが「第2波到来」「特別警戒状態」と位置付けていましたが、先日、5日「緊急事態宣言」が出されました。
2 一般を対象とした「GoToトラベルキャンペーン」で、高齢者・若者の団体旅行が、問題になっている理由が、若者が「ウィルス」を症状の出ないまま保菌し、高齢者に感染させたり、不特定多数の一般人に拡散したりする恐れがあるという中で、修学旅行が「それに該当しない?」とは判断できません。経済活動を優先して「問題になっているGoToを実施」し、2か月後、感染が広がることはあっても、よくなる可能性は低いと考えています。(愛知県の緊急事態宣言の主旨と同じです。)
3 今の感染状況の中で、職員の家族に「感染させたくない」職員もいれば、私のように「高齢者」で死に至る可能性の高い職員やそのような高齢者を抱えている家庭も含まれています。医療状況のひっ迫した状況の中で、「重症化したり、クラスター化し隔離することが不可能になったり」する状況も考えられます。
以上のことを考え、断腸の思いで「時期の延期・内容の変更」の判断をさせていただくに至りました。
今後は、「デイキャンプ」の可能性を含め、最後まで探り、準備していきたいと考えています。今後とも、本校の教育活動に対しましてご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、後日、新型コロナウィルスの感染状況を見て、「延期時期や変更内容」を報告させていただきます。