一般社団法人イーアイ・アカデミー代表理事/量子力学コーチ 高橋宏和 様
かつて私は、貯金は10万円もなく貧乏で、自由な時間も能力もなく、会社では上司に怒られてばかりのダメダメサラリーマンでした。最初の結婚でも大失敗し、前妻にも1日に数十回とダメ出しされ、「お前はミジンコ以下か?」と言われる日々でした。
そんな仕事もプライベートもダメダメだった私が、自分を変えるために成功哲学や心理学、脳科学を学び、自己探求を始め、「本当はどうなりたいのか?」自問自答した結果、「世界中の人々に夢を与え、誰もが自己実現できる社会を創る」という人生の目的を見つけ、量子力学コーチとして活動を始めたのです。
「ミジンコ以下のダメダメサラリーマン」だった私が、どうやって自分を変えたのか。今日はそんなお話をお伝えします。
●私たちは素粒子の塊 その時に私が活用したのが「量子力学」という、見えない世界、ミクロの世界の法則を探究する学問です。
すべてのものは「分子」や「原子」から構成されていて、さらに細かく見るとその中に「原子核」や「電子」があり、原子核の中には「中性子」と「陽子」があり、その中に「クオーク」と呼ばれる素粒子があります。
つまり、私たちの体や脳細胞も、建物も、すべて素粒子で構成されているということです。
それを私たちは、例えばマイクの素粒子の塊を「マイク」と呼び、その素粒子の塊ごとに「床」とか「家」とか「私」とか「あなた」とか名前を付けて区別しているのです。
そんなミクロの世界、見えない世界をうまく活用する方法が分かれば、良い出来事ばかりを引き寄せたり、あり得ないことを起こしたりすることだってできるのです。それが、私が皆さんにお伝えしたい「夢を叶える方法」です。
●「見えない力」を解明する
夢を叶えるためにやるべきことの一つ目は、「潜在意識をうまく使う」です。
顕在意識とは、思考とか願望とか、悩んだり判断したり、自分で考えて行動したりするときに働く自覚できている意識のことです。
そして潜在意識は、過去の経験や記憶によって感じた印象やイメージに基づく行動や考え方に影響を与える意識です。本人が忘れていても記憶のどこかに記録されているような、簡単に言えば無意識の部分です。
私たちは普段、ほとんど無意識の中で行動しています。心臓や内臓は勝手に働き、病気にかかると抗体が勝手に出てきます。歩く時も、「今右足を出したから次は左足を出して…」と頭で考えなくても歩けますよね。
ピアノを弾く時や、スポーツをする時も同じです。指の動きを意識したり、「次どうやるんだっけ」と頭で考えながら動かそうとすると、かえってうまくできなかったりしますよね。
自転車に乗る時も同じです。自転車に初めて乗った時、頭でいろんなことを考えながら運転したと思います。でも慣れてくると無意識で手足が動いて運転もうまくできますよね。
そうやって頭で考えずに無意識で運転するほうが、自然にできたりうまく対応できたりするんですよね。
これが「無意識の力」です。この潜在意識の特徴を理解し、うまく活用していくことが、夢を実現していく上での大きなポイントなのです。
無意識には、個人レベルを超えた人類共通レベルの「集合的無意識」もあります。
この「集合的無意識」はより大きな影響力を持っていて、例えばテレビで「最近インフルエンザが流行っています」というニュースが流れると、1時間後に急に咳をする人が出てきたりするのです。
意識や無意識は目には見えませんが、その影響を私たちは日ごろからめちゃくちゃ受けながら生きているのです。だからそれをよく知って、それを活用しながら生活していくことがとても重要なわけです。
宇宙も、最新の研究結果によると見える物質の割合は5%程度だそうです。
残りの95%は「ダークマター」と呼ばれる見えない物質(暗黒物質)や「ダークエネルギー」と呼ばれる見えないエネルギー(暗黒エネルギー)で構成されています。
この宇宙は、見えない電波やエネルギーが飛び交い、影響を及ぼし合いながら存在しています。量子力学は、こうした電波やエネルギーなど見えない世界を解明しようとする学問なのです。
「引き寄せの法則」や「シンクロニシティ」など、なんとなく今まで「ありそうなんだけど、うまく説明できない世界」というのがありました。量子力学を通してその世界を見ると、より科学的なアナロジー(類推)として説明できるのではないかと考えています。
皆さんも無意識や潜在意識の力をうまく活用して、夢を叶えていってくださいね。
私も、昔から、「目に見えない部分」を大切に生活してきました。
人間は?どうしても、「目に見えること」=「すべて」と思いがちです。
見えないのにどうして?信じようがない?という方が見えますが、
その「見える見えない」は、「人間の視力で!」という条件が付いています。
視力は「せいぜい、1.5?」アフリカなどの住民は「5.0?」とも
言われていますが・・・・、私は「0.01程度」です。
人間の目では「望遠鏡」ほど遠くは見えませんし、
「顕微鏡」ほど細かく見ることもできません。
たかだか、人間が見える範囲だけの事実をとらえて話をしているだけ?なのです。
理科(私は、理科教師ですが)で科学・化学や宇宙などの勉強をすると
(今回の量子力学も含め)自然界は?宇宙では?
0%や100%などの完全?不完全?はなく、すべて、「その間」であることや、
一瞬一瞬変化し続けていることや、時間の感覚やゆがみ?その存在自体が?
不確か?なことが分かってきます。
目に見えない部分にも思いを寄せて・・・・。
目に見えない部分も含めて「世界があること」・・・・。
忘れないでいたいことの一つですね!