小学校の１学級の児童数を段階的に
３５人学級にすることはご存じでしょうか？

国の施策で来年度は小２までが実施です。
愛知県は県独自措置として、
すでに小２も３５人学級となっています。

来年度は小３を国に先駆けて実施する
方向性が示されました。

教室から人が減れば、物理的な距離も
とることができると言われています。

教員からの視点で言えば、
一人にかける時間が増えることが
最大のメリットであると感じます。

授業でサポートに入る際も、
人が少ないほうが、これまでよりも
多少はじっくりと個別支援ができます。

課題は人手です。学級数が増えれば
その分だけ教員の人数も必要です。
現状でも正直足りていないというのが
我々の本音です。

朝、昇降口で検温チェックする人
担任は教室で子どもたちを出迎える
職員室で電話を受ける人
げた箱で出欠の確認をする人

もちろんこれだけではありませんが、
すでに人手が足りない状況です。
計画的な人員の確保も視野に入れて
国や県には、一人でも多くの
教員の配置をお願いしたいです。