ニュースによりますと、
新型コロナウイルス対策で教室の「3密」回避のため、文部科学省が小中学校の
「少人数学級」の拡充に向けた検討を進めています。
菅政権が継承した教育改革の柱の一つとなり、来年度からの段階的な導入を目指
しています。
現行の1クラス40人(小学1年は35人)を30人程度とする案が浮上しており、
実現すればいじめや不登校を解消する効果が期待できる!?そうです。
しかし、教員の大幅な増員が必要となるため、「財源の捻出や質の確保」といった
「課題」が問題になっているそうです。
教員の立場から、そして、将来を心配する大人の立場から、
教員の大幅な増員で「財源の捻出」が心配???
将来を担う子どもたちに!「教育に!」お金をかけることが「課題?」で
良いのですか?
本当に「ケチっていていいのですか?」
今の子どもたちは「人数も減少」します。
今までと同じ感覚で「投資」をしていては、将来の社会が・・・・。
そのためには「質の確保・向上」をしなければいけません。
今、「教員が不足している現実」を知っているのでしょうか?
国が「財源」を出さない分、「県」が独自で補填し、それでも不足した部分を
「市町」が独自で補填している現実。
いつも言いますが、教育は「すぐに結果が出ません」し、
行政が言うように教育成果を「数字で表すことは困難」です。
無理に数字で表すと「変てこな調査やアンケートに時間を取られ」ます。
本当に「ケチっていていいのですか?」
他に無駄と思われるお金がたくさんあるのでは?????
ただ、先生方も「信頼される教育」を展開!しなければいけませんが、
現場の感覚では、今のままでは「早ければ5年後、遅くても10年後20年後」
が心配です。
すでに、
「学校から足が遠のいている子どもたち」
「家庭でも落ち着かない子どもたち」
「人間関係に苦しむ子どもたち」
「自分自身に自信の持てない、自己肯定感の低い子どもたち」
「朝から、元気のない子どもたち」
「バーチャルな世界へ閉じこもる子どもたち」
がどんどん増えてきています。
それぐらい、現場は「課題をたくさん」抱え、子どもたちは悩み、苦しんでいます。
日本は「人材」が財産なのですが・・・・??