2021/01/27 | 【日進中】1月27日(水)今、現場では② | | by 日進中学校管理者 |
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今、現場では・・・・
来年度から、「小学2年生を少人数学級35人」を実現するために
今まで、「少人数指導」で活躍されていた先生方を「その担任」に
回すそうです。
私たち現場の先生方は、「やはり・・・・」
簡単に言いますと、
先生方の「人件費の総額を変えず、立場を入れ替えるだけ」の施策です。
「少人数学級35人」は、「1学級の子どもたちの人数を最大35名にする」
「少人数指導」は、「1学級の授業に2名の先生が入り支援する」または、
「1学級の授業を2学級に分けて、2名の先生で少人数の授業をする」です。
国は、「今までの『少人数指導』では、効果が上がっていないので・・・」
その先生方を「少人数学級の担任に回す」というのです。
いつも、財政局は「少人数指導の成果を数字に表しなさい!」と言います。
授業に困っている子どもたちの支援を「どのように数字」にするのでしょうか?
表せないなら「効果は上がっていない!!」
だから、その人たちを「少人数学級の担任」にしますよ!!ということです。
しかし、現場の混乱は
少人数指導の先生は「担任ではない」
少人数学級の先生は「担任をする」ということです。
今、学校は「担任ではない先生が足りず」
新型コロナウィルスに罹ったり、濃厚接触者になったり、体調不良だったり
自分自身だけでなく自分の子どもが体調不良だったり、
激務で心を病んだりして休みを取ったりする先生が増えていることです。
「年休の取得」が以前より取りやすくなったことは良いのですが、
担任の代わりに「学級に入る」先生が、担任を持っていない先生なのです。
当然、担任が休めば「順番に、学級に入って担任の代わり」をします。
今、現場では
担任に代わりに「教頭先生」や「教務主任」「校務主任」が入っています。
その負担を「少人数指導の担任の無い先生」が補っていたのですが・・・・。
ついに、来年度からは「校長先生」が、休んだ担任の先生の代わり?
になることは見えています。
それでも、変わりがない場合は・・・・。
「学級閉鎖」や「学年閉鎖」
学校が回らないと判断したら「休校」になるかもしれません。
子どもたちが登校してくる現場では、
先生が休んだから「その仕事を後に回す」ことができない仕事です。
すごい時代が来ました!!
がんばれ!!校長先生!!