「葡萄の実」一粒一粒を、子どもたち一人ひとりにするならば、
「葡萄の房」は、子どもたち一人ひとりが集まったそれぞれのパートや学級、
「葡萄の樹」は、それぞれのパートやそれぞれの学級が集まったものです。
例年は、「合唱」という形で「学級」や「学年」という大人数で歌うため、
ともすると「一人一人」の「声量」や「音程」などの「でじこじ」が
分かりにくいものです。(実は、よく耳をすませば分かるのですが・・・・)
しかし、今年は写真のように「学級の中でパート別に歌う」のを
「それぞれ録画・録音」して、最後に「葡萄の樹」になるように「合わせる」
方式を取っています。
そのため、一人一人の「全力」「歌いきった様子」がすぐにわかります。
限られた時間の中で、それぞれの学級が!それぞれのパートが!
一生懸命に歌っていました。
「完成度」をあげるために練習をしてきたのですが、久しぶりの「市民会館」。
緊張して「音を外す場面」も多々ありました。
その都度、今回のプロジェクトの中心人物草原先生が「カット!」と言って
「録画・録音」のやり直しです。
まるで、「映画監督」です。
しかし、その様子を子どもたちも楽しそうに見ていました。
また、「音が取りやすい」ように舞台下では草原先生が指揮を振り
それを後方の観客席で「上松先生・齊藤先生」が見て、指揮を振る!!
そんな方式で「音程のずれ」を防いでいました。
各パートには「3年生の学年団(青葉分校も含みます)」がそれぞれ入って
「年を取った中学生」が歌っていました。
まさに、みんなで創り上げる「葡萄の樹」プロジェクトですね。
合唱コンクールはできませんでしたが、
新型コロナウィルス禍の中で、このような形で「合唱」できたこと、
卒業DVDを作成できたことを嬉しく思います。
ここに至るまで、「音楽関係」は大きな壁の中苦労してきました。
最後は、「子どもたちに何かしてあげたい!!」という教員の情熱だけ
だと思いました。ご苦労様でした。
子どもたちの頑張りも当然ですが、先生方も頑張り「成長」したことを
確信しました。本当にありがとうございました!!
保護者のみなさま!楽しみにしていてくださいね!!
まだまだ、一日続きます。
よろしくお願いいたします。
がんばれ!!日中健児!!