教員生活３８年。
大切にしてきたことがあります。
１　親からいただいた大切な体・心を大切にし、
　その持っているものを限りなく成長させること！
２　人生の勝負所で、それまでに培ったものを
　その勝負所で「出し切って」後悔しない気持ちの良い人生を
　送るようにさせること！
その１をさせるためには、日ごろから「一生懸命」「精一杯」に
何事も取り組み、その都度、「全力」「限界」を感じながら
人としての「器」を大きくしていかなければいけません。
日ごろからの「積み重ね」が、成長へとつながるのです。
そして、その「積み重ね」の成長の延長線上に「勝負所で力を出し切る」
姿勢が生まれると考えています。
世の中、上手くいかないことばかりです。
しかし、「すべてを出し切った結果」ならば、納得して受け入れられるのでは？
「ああすればよかった？」「こうすればよかった？」だけは、その回数を減らしたい
と思っています。
そのような「生きていく姿勢」は、中学校時代までに培われると思っています。
義務教育最後の中学生時代に、「出し切る」「出し切った」経験を積ませるため
「日中応援歌（日中健児）」があり、「柔」「魂」の演技があるのかもしれません。
３年生を送る会に向けて、
２年生の「学年協議会」が１年生に対して「日中健児」を指導しはじめました。
ありがたいことです！！
例年は、学校行事や部活動の「応援」を通して、自然に「引き継がれてきた」
日進中学校の伝統が、新型コロナウィルスの感染拡大で消えようとしています。
しかし、本校は簡単には諦めません！
この時代で「できることを精一杯！！」取り組んで、
思い出に残る「３年生を送る会」を実施し、
日進中学校の「伝統の灯」をともしび続けていきたいと思います。
できない！できない！と諦める言葉を吐くよりも、
できることを！精一杯！！取り組み続けた一年でありますように！！
心より願っています。
がんばれ！！日中健児！！