京都には、京都市立洛友(らくゆう)中学校の昼間部というものがあります。
全国に15ある文部科学省指定の「不登校特例校」の一つです。
不登校の子どもが増え続ける状況を背景に創設された不登校特例校は、
学習指導要領にとらわれずに不登校の子どもの実態にあったカリキュラムを柔軟に
組めるのが特徴で、平成16年に3校が誕生し、洛友中は19年に開設されました。
愛知県には、まだありません。
しかし、本校でも「不登校?」「登校渋り?」は増えてきています。
今回の「新型コロナウィルス禍」で、さらに、不安定な子どもたちが増えています。
職員室でも、保護者の勤務体制が変化し「在宅で保護者が家にいるのに、子どもだけ
学校には行きたくないのでは?!」という仮説まで出ていました。
天下の「ディズニーランド」でさえ、ボーナスを「70%カット」というニュースが
出ていました。出勤したくても・・・??という家庭もあるのではないでしょうか?
仮説ですが、この先「大人の働き方改革」が進み、「自宅での勤務」が増えれば、
この先、「大学・高校もリモート授業」が進み、「自宅での学習」が増えれば、
それは、小学校でも中学校でも同じです。
「無理して学校に行かなくても・・・・・」という時代が来るのでは?
この前提は、「教科の学習」についてであって、
「集団で学ぶ人間関係」や「学校行事・部活動などで学ぶ感動や充実感」などは
議論されていません。
社会?地域?集団?・・・・・。
欠かせないものですが、「だんだん遠くの存在になって来ている子どもや大人」
が増えてきています。
今、「学校の存在意義」が問われています!
がんばれ!!先生方!
がんばれ!!保護者のみなさん!