◆2学期 終業式
まぶしい朝日を浴びながら、2学期終業式に登校してきました。
明日から休みという安堵感が漂っているように感じます。
年度は途中ですが、令和元年は間もなく終わろうとしています。
1年を振り返り、気持ち新たに新年を迎えることができるように、今日はけじめをつけたいと思います。
・体育館集合
いつもにもまして立派な集合状況です。
マスク姿が目立ちますが、今日まで本校ではインフルエンザの発症は見られておりません。
・給食委員会 「いただきます、片付けチェック」表彰
給食委員会では、楽しく会食する時間を確保するために、いただきますや片付けの時間を協力してきちんとできているかをチェックしました。
その結果から、表彰状を作り表彰しました。
「完ぺきだったで賞」 3学級
「あと一歩だったで賞」 2学級
「片付けが早くできたで賞」 2学級
「準備片付けを頑張ったで賞」1学級
表彰状のタイトルも、その文面も優しさにあふれる素敵なものでした。
HPでも多くを紹介しましたが、各委員会が自分たちの学校生活の場をよりよくしようと、工夫を凝らした活動にたくさん取り組みました。
これからも子どもたちの創意工夫を楽しみにしています。
皆さん、ありがとうございました。
・終業式
初めに学年代表が2学期を総括し、今後の目標について力強く述べました。
各学年の、まとまり、行動力、学年力は、様々な活動を通して顕著に前進、成長しています。
3学期も「目くばり、気くばり、心くばり」に一層磨きをかけて、充実した日々を送り、立派に卒業、進級してくれることを確信しています。
校長式辞と生活指導の話では、子どもたちの成長を認め褒めるとともに、SNSを介した事件を取り上げ、注意を促しました。
・概要大阪市の小学6年生の女の子が、35歳の男性に連れ去られ、450キロも離れた栃木県小山市の自宅に監禁され、自力で脱出し保護された事件です。
この事件では、容疑者が逮捕されて自宅を捜査したところ、茨城県の15歳の女子中学生も監禁されていたということです。
なぜ、6年生や中学生といった、物事の分別がそろそろ付けられる年頃の子が見知らぬ男に誘拐されるのでしょうか。
報道によると、6年生の女の子は、ツイッターで知り合い、「別の女の子がいるので、オンラインゲームをしたり、喋り相手になったりしてほしいからうちに来ない?」と誘われ、初めて会う約束をしたところ、いきなり連れていかれたそうです。そして着いたとたんにスマホと靴を取り上げられ、脅され、監禁されてしまったのです。
愛知県警察本部少年課では、県内の中学生10000人を対象にSNSの使用状況を調べました。
それによると、ライン、ツイッター、インスタグラムといったSNSに、
① 「動画の投稿をしたことがある」 と答えと中学生が、 23.9%
② 「あったことのない人とネットでやり取りしたことがある」44.7%
③ 「ネットで知り合った人と会ったことがある」 7.1%
④ 「自分の顔をSNSに上げたことがある」 29.4%
でした。
青少年が被害にあう性犯罪は、この10年で出会い系サイトよりもSNSを介したケースのほうが圧倒的に多くなっています。
便利なスマホや、楽しいオンラインゲームを使うということは、恐ろしい犯罪と隣り合わせに寝ているようなものだと認識してください。
いつ甘い罠にかかって怖い思いをする北中生が出るのか‥心配でなりません。この手の犯罪は今後さらに増加することが予想されます。皆さんが、被害者にも加害者にもならないことを願っています。
・校歌 指揮者、伴奏者、ありがとうございました。
1年間、校歌の指揮と伴奏を務めてくれた二人が、今日で最後になるのであいさつをもらいました。
日進北中のために大いに貢献してくれた二人に、全校生徒職員から感謝を込めた拍手が送られました。
ありがとうございました。
子どもたちは意気揚々と下校していきました。
素敵な年末年始を迎えられることを祈念しております。
保護者、地域の皆様に深く感謝申し上げまして、2学期を閉めさせていただきます。
ありがとうございました。