◆2年家庭科 調理実習「鮭のムニエルと温野菜サラダ」
2年生が調理実習に挑んでいます。
もちろん男女共修です。
週に1時間しかない授業の貴重な1時間で、調理から試食までを完了するには、グループで協力し合うことと事前の綿密な学習がポイントとなります。
授業開始時刻前から、エプロン、ナフキン、マスクを装備した子どもたちが瞳をキラキラさせながら調理場に入ってきます。
全員揃ってのあいさつなど行いません。
次から次へと到着した子どもたちが、事前学習に沿って準備し調理し始めます。
・鮭の下ごしらえをします。(塩、こしょう、小麦粉)
・ジャガイモ(いちょう切り)、にんじん(半月切り)、いんげん(へた取り)
・水、ジャガイモ、にんじんを鍋に入れて火をかけます。沸騰したらインゲンを入れます。塩も入れます。
・鮭を中火⇒弱火で両面を丁寧に焼き、仕上げにバター、レモン汁を絡めます。
・盛り付けをすると同時に片付けも行います。無駄がありません。
・盛り付け完了!
・試食会
短時間での見事なクッキングでした。
試食時の笑顔には、充実感が満ちていました。
お家でも違う食材を使ってムニエルに挑戦してみましょう。
カレイ、マス、タラ、ヒラメ、‥‥
◆連休明け ‥雨
ゴールデンウィーク明け、子どもたちがどのような表情で登校してくるのか、いつものことですが気になります。
4月の緊張をほぐすことはできたか?
部活動や遊びなど、好きなことに熱中することはできたか?
生活のリズムは乱れていないか?
そんな心配をしながら昇降口に立っていると、悪天候の中でも元気にあいさつしながら子どもたちが登校してきます。
ぬれた靴をきれいに靴箱にしまっています。
傘立てを見ると、以前よりきれいに傘が入れられているように感じます。
このような姿から、概ね落ち着いた楽しい連休を過ごしたのではないかと推察します。
いらぬ心配を雨と子どもの笑顔が流してくれました。
◆朝会
5月は、3年修学旅行、2年野外活動、1年社会見学の準備が佳境に入りいます。
どの行事も、『自分が楽しい』にとどまることなく、「みんなが楽しい」「先生も楽しい」「保護者も楽しい」、そんな行事にしてほしいと願っています。
今日は、そのための方策についてお話しました。
・目くばり
誰もが楽しみにしている行事ですが、周りの子たちが何をがんばっているのか、困っている子はいないか、周囲に目を配ってみましょう。
・気くばり
目を配り、いろいろなことに気づいたら、「~さん、ありがとう」「~さん、どうしたの」「~さん、手伝おうか」など、声をかけてみてはどうでしょうか。
気配りとは、気づいたことに対してよりよい方向へ導くために、行動に移すことです。
・心くばり
心くばりとは、気配りよりもさらに奥深く、相手の立場や想いをくみ取って、思慮深く行動することです。どのタイミングで、どのように声をかけよう。何も言わずにさりげなく手伝おう。気づかれないように先生に相談してみよう。‥人としてとても暖かみがあり、尊敬できる行動です。
これからの1ヶ月は、目くばり、気配り、心くばりを交わし合いながら、一人一人が大きく成長するチャンスです。
校外学習を終えて、北中生が一回りも二回りも心大きく成長している姿を楽しみにしています。