◆出校日
今日は出校日です。
久しぶりに子どもたちが登校し、はじめに体育館で集会を行いました。
幸い7月から続いていた酷暑もひと段落つき、過ごしやすい日となりました。
・表彰伝達
吹奏楽コンクール東尾張大会 金賞
同 愛知県大会 銀賞
中部日本吹奏楽コンクール 愛知県大会 金賞
壇上に上がった吹奏楽部員の数の多さに、改めて驚きました。
そして心ひとつに「ありがとうございました」のあいさつが立派にできる姿に、先輩から引き継がれてきた吹奏楽部の貫録を感じました。
これからもチーム吹奏楽部のパワーを、良き手本として見せてください。
表彰はなかったものの、この夏の各種大会で見せてくれた各部の活躍は誇りに思います。
正々堂々と力の限り戦い、仲間を応援し、礼儀正しく振舞う姿はみな立派でした。
この素晴らしい実践に誇りと自信を持ち、次のステージに向けて前進してほしいと願っています。
また、今日まで大きな事故もなく、記録的酷暑が続く中、熱中症にも細心の気を配り、各自が身を守ったことも立派です。
あと2週間休みがありますが、気を引き締めて安全に過ごしてほしいです。
・戦争体験を聞く会
3年生は大会議室に集まり、「戦争体験を聞く会」を開きました。
講師には、日進市在住の幸村様にお越しいただき、戦争中のスケッチを見せていただきながらお話を聞きました。
満州国の様子や、中学1年の時に重大ニュースで知った真珠湾攻撃の太平洋戦争開戦当時の様子や、日本海軍兵学校で受けた厳しい訓練の様子を聞きました。
穏やかに話される口調と、いまではありえない内容とのギャップに子どもたちは言葉を失ったかのように静かに聞き入っていました。
8月6日、広島に住まわれていた幸村様は、早朝登山をしていた時に、20万人以上の命を奪うこととなった原爆のきのこ雲を見ました。
終戦宣言は兵学校の中で聞きましたが、終戦を理解するのには時間がかかったそうです。
広島から親戚を頼って3日がかりで日進へ来られたそうですが、名古屋も空襲で焼け野原となり何もなく、遠くまで見通せたそうです。
最後に、「なぜ戦争になったのか、いまでもよくわからないです。」というお言葉が私たちの心に突き刺さりました。
「人はなぜ戦争をするのか。」
「平和な世の中を作るために何をすればよいのか。」
「このことを皆さん考えてほしい。」
穏やかに、しかし子どもたちを圧倒するパワーで語る幸村様の、平和へのメッセージを確かに受け止めました。
戦争を経験していない世代が圧倒的多数となってきた現代、平和を願う精神を語り継ぐ責任が私たちにはあります。
幸村様、今日はありがとうございました。
残暑厳しき折、ご自愛ください。
・学級活動
教室では、久しぶりに集まった仲間と語り合う子どもたちの笑顔が見られました。
提出物を回収したり、日誌の答え合わせをしたり、体育祭の応援について話し合ったりと、どのクラスもやることがいっぱいでした。
あと2週間、素敵な夏休みを過ごしてくださいね。
8月25日は、竹の山夏祭りでお会いしましょう!