▽▽10月22日(月) 今週は、「合唱」で始まり、「合唱」で終わる ▽▽
今秋の最低気温を更新した10.6℃ …… 冷え込みを感じる以上に、「寒い!」と声に出したい週始めの朝でした。
最近の土曜日・日曜日は、「部活動」の大会・練習試合が毎週どこかで組まれ、本校の1・2年生も新チームとして、大会に臨んだり、勝ち抜いて次の大会に駒を進めたりしています。
なかでも、ソフトテニス部男子は、団体戦で「愛日大会優勝」という輝かしい成果をおさめました。日頃の練習で培った技術、学校生活でも意識している態度、あらゆることの総合力での結果だと思います。
3年生の引退後に、主力になった生徒たちですが、どの部活動でも、先輩の練習に打ち込む姿勢、試合に臨む意識、マナー・礼儀等、良いことは踏襲し、改めるところは皆で話し合い、前向きに取り組んでいるところが頼もしいです。
小さなことの積み重ねが、大きな成果につながる一番の道です。愚直に、真面目に、一所懸命に・・・これが、より高いところにたどり着く近道なのでしょう。すぐに成果を求めるものではありません。相手をひきずり降ろすのではなく、自分自身を高めていくための努力を惜しまないこと。これができる「西中生」の集団の力に期待は膨らみます。
生徒のみなさん、頑張っていますね。おめでとう!ご指導いただいた先生方、ありがとうございます。
10月20日(土)には、名古屋国際会議場センチュリーホールにて、「第66回全国吹奏楽コンクール」が開催されました。
本校吹奏楽部は、4年連続全国大会出場を果たして、日々の練習にも熱が入ります。後半の部の午後5時からの演奏でした。会場には、保護者の皆様、吹奏楽部の先輩が多数、本当に数多くの方々が応援に来てくださいました・・・・・・・・・
【演奏が終わり、ホッとして表情が柔らかな吹奏楽部の3年生】
結果は、『銅賞』でした。全国大会の雰囲気は、大きなステージに慣れていたはずの部員にも、想像以上の緊張感を伴わせていたのでしょう。
でも、私の耳には、今までの演奏の中でも最高の演奏に聞えました。一人ひとりの奏でる楽器の『音』が見えるという表現が正しいのかわかりませんが、ほんとに、楽器の『音』を大切に、慈しんだ音色がホール全体を包み込む西中サウンドでした。
(私の感想では、ハリウッドのお金と技術とをふんだんにつぎ込んだ超A級特撮アクション映画に対して、日本人の感情の機微を繊細に表現したしっとりした味わいのある良品という感じです……なんかわかっているのかわかっていないのかの感想ですが… (^^;) )
吹奏楽部のみなさん、素敵な演奏をありがとう。この経験は、胸を張って誇れるものですよ。いつまでも、大切にしてください。全国で30校しか経験できない景色を目に焼き付けたのですから・・・・・・・・・。
月曜日、日常の学校生活が始まりました。今週は、水曜日「芸術鑑賞会」、木曜日「合唱コンクール」、金曜日「舞台発表」、「合唱コン最優秀クラス発表」と、『西中祭』後半の部が開幕します。
日に日に高まる期待と緊張・・・ 学級での練習も熱が入ってきます。
【昼放課の大会議室2年生の練習です】 【舞台発表のメンバーに注目です】
生徒が所属するのは、「学級」であったり、「部活」であったり、「委員会」や「塾」、「地域」と様々です。その所属によって、居心地の良さを感じたり、不安定さを感じたりもします。
この『西中祭』を通しての自分の居場所はどこなのでしょう?「合唱」に始まり、「合唱」に終わる今週です。いろいろあるけど、楽しんでいこうよ、みんな西中生なんだから・・・・・・・・。
**MIKIとMAKIKOの今日の食卓(給食より)**
長年、本校でお勤めいただいている給食配膳員さんから、実際に給食を食べたあとのコメントをいただき、掲載していきます。
お家での「給食メニューレシピ」の参考にしていただければと思います。
今日のメニューは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【献立:ごはん、牛乳(いちご牛乳のもと)、れんこんサンドフライ、豚肉と切干し大根煮、さつま汁】のメニューでした。
今日の食卓は、【Theブラウン】です。
MAKIKO談 『今日の食卓は、深まりゆく秋をイメージする「茶色?」でしたね。「さつま汁、豚肉と切干し大根、れんこんサンドフライ」みんな茶色です。配膳していると、落ち着いた気分になってきました」と言われました。
そんな中で、「ちょっぴり他のメニュー」・・・・・・・
【ミルメーク投入前】 【ミルメーク投入後】
色の違いわかりますか? お味は、イチゴの甘さでした。
お家でも、試してみてはいかがですか・・・・ (*^^)v
BOOk 創生!あやこの本棚(図書館より) BOOK
「図書館運営補助員のあやこさん」が選んだ本を、中学生の皆さんに紹介するコーナーの再登場です。
今回は、夏休み中に開催された「ビブリオバトル」の本です。
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今回の『チャンプ本』:【天国までの49日間】の紹介です。
(スターツ文庫)
「いじめが原因で自殺した折原安音(アンネ)は、49日間 幽霊として過ごします。死んでよかった。スッキリしてる。そう思っていたアンネは、霊感の強い同級生の榊 洋人と出会います。
そして、共に過ごすうちに、榊のいろいろな言葉によって、アンネは自分の本当の想いに気づきます。
その後、アンネは、いじめグループと会います。そこでのアンネが発した言葉に感動をします。自殺して49日後のアンネはどう変わったのか。
一人の少女の死から始まる命の物語です」
小説の中の言葉で印象に残った言葉を、もうひとつ・・・・・・・・
「許すことが大事。どんなにムカついても憎らしくても許すの…。そうすれば、その瞬間からすべてが変わるはずだから…!
結局、そうするしかないの。そうしないと、自分が辛いまま。今すぐじゃなくていい。長い時間かけたっていい・・・・」
許したら、何かが変わるかもしれませんよ。 (文:西中1年 布谷さん)
フィクションではあるけれど、「許す」ことから、すべてが始まるというのは、わかる気がする。「生きてこそ」の人生、「今」が変わっていく人生、「過去」は変えられないけれど、「過去」に関わる感情は変えられる。そんなことを考えさせてくれる発表でした。ありがとう。
by ひら