なかったので、体育館で「第2学期終業式」を行うことができました。
2学期の最後なので、生徒も緊張感を高め、静かに体育館に入場しました。いつも思いますが、888名の入場が、こんなにスムースにできる学校は、そうそうありませんよ。生徒の意識の高さですね。
校長式辞の概要は、右の「学校からのお知らせ」に写真つきで載せてもらいました。
全文を、以下に掲載させていただきます。
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2学期終業式 式辞
今日で長かった2学期が終わります。
みなさんにとって、この2学期はどうでしたか。
2学期は実りの学期といわれるように、西中祭を始め、いろいろな行事がありました。2学期のキーワードは「支える」でした。一人ひとりが、仲間を「支えて」きたこと、良かったと思っています。
西中のみなさんが、多くの場面で、平成最後の年を意識し、活躍する姿を見せてくれたことに感謝しています。
今、何かに一生懸命頑張っている1,2年生のみなさん。そして、進路選択の最終ステージに向う3年生の生徒の皆さん。多くの仲間を「支える」ことができました。
逆に、あなた自身が「支えられ」ていることの存在に気付いたということがあるのではないでしょうか。これが、個人の成長には、とても大きなことなのです。
今からここで、「支える」実験をします。立ってください。
手をつないで、888人一斉にジャンプします。簡単です。行きますよ!
1.2.の3!! できました。
[ 中 略 ]
「支える」ためには、「声」を掛けること、声を掛けて、「空気を動かすこと」。「言葉」を掛けること…これが大切です。
2018年、この日本で、そして、世界で多くの災害が起こりました。「災」がこの一年を表す漢字として選ばれています。
今も、どこかで「災」にあわれた方が、一生懸命 生きていらっしゃいます。
この冬休み、みなさんの「支え」られるものは何ですか?
みなさんが「支えられる」人として成長できる日々になることを期待します。
有意義な冬休みを過ごしてください。
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クラスで手をつなぎ、手をスイングしたり、膝を折ってタイミングを計ったり、代表が手で合図を送ったり、様々な方法で跳ぼうとする生徒たち。
その前向きな姿勢が、周りを「支える」ことにつながります。
少し動いて、体も暖かくなりました。
続いて、生徒指導主事の話です。
Q この「冬休み」に、日常生活と比べて増えるものはなんでしょう?
【考えを深める生徒たちです。「増えるもの」って」なんだろう?】
A 「時間」と「お金」と「体重」です。「時間」については、遅くまで外で遊ばない、外泊はしない、集中してやる。
「お金」は、お年玉…無駄使いしない、計画的に使う。「体重」は、規則正しい生活を続けていく。お酒を飲まない。飲ませようとすすめる人は犯罪です。 という内容でした。西中生を信頼しています。
交通安全の話もしていただきました。「事故の起こるケース:ベスト3」として、
3位・・・道路の横断中
2位・・・右折・左折するとき
1位・・・出会い頭 です。
いずれも、「不注意、安全確認していない、交差点をあわてている」ことが原因でした。
保護者の皆さまには、先日(14日16:30)に配信したメールを、あらためてご確認ください。
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教室に戻って、担任の先生から「通知票」を大切に、心配そうに受け取る生徒たち・・・・・下校の時には、かなりの笑顔に戻っていました。
【スキップで帰る3人組。ポーズをきめる5人組。良いことがありましたね】
【男子生徒も、明るい笑顔。女子生徒も素敵な笑顔があふれます】
【さっそく「支える」2人組。いいねっ!】
平成30年度第2学期は、生徒の頑張りと、それを「支えて」くださっている保護者の皆さまの頑張りと、いろいろな場面で「声」を掛けていただけた地域の方々によって、多くの成果をあげて、無事に終わることができました。
最後の「学年集会」で担当の先生から話されたこと、「学校生活」で身に付けたこと、などなどを思い出し、実行して、有意義な冬休みにしてください。