▽▽4月13日〔金〕 入学式・始業式から、一週間! ▽▽
新しい学年になって、一週間が過ぎました。
新しい学級の中で、「係り」や「当番」、「委員会」も決まり、それぞれの役割をもって、一日の学校生活が動き始めています。
8:15~ 職員室の中では、先生たちの「朝の打ち合わせ」が行なわれています。もちろん、「部活動」の朝練習もありますが、先生たちの一日は、ここからスタートします。学校全体、そして、学年ごとで、今日一日の日課を確認します。
ちょうどそのころ、職員室前の「連絡黒板」には、生徒たちが集まってきて、学級に伝える内容をメモしています。
【担当の係として、確実に学級に伝えます。しっかりしています】
中学生は、自分に与えられた「役割」を務める「責任感」が育つときでもあります。毎日、続けることが、けっこう大変な「役割」もあります。それでも、頑張る生徒の姿に頼もしさを感じるようになります。学級でも、みんなが感謝しています。
それぞれの教科の「授業」も始まりました。西中学校では、月曜から金曜日まで「6時間」の授業が組まれています。(月曜日は、会議・委員会等で5時間です)
つまり、一クラスで、6時間×4日+(月曜5時間)=29時間。
29時間分の「教科の授業」となるわけです。
さらに、29時間分の「授業」が、28クラス(10・11・12組も含む)あるので、29時間×28クラス=812時間。
なんと、1週間で、「812時間分」の授業が、この西中で行われているのです。
そして、授業を行なう教員数40余名に、この812時間分の授業を割り振っていく「授業時間割」を作る担当の先生が存在するのです。今回は、眞野先生を中心に数名の先生が作ってくださいました。
授業を担当する「学級」が決まってからは、連日・連夜、本当に昼夜を問わず、「授業時間割」作りに尽くしていただきました。ありがとうございます。
こうして組まれた「授業時間割」にしたがって、クラスの「時間割」が示され、毎日の授業が進められていくわけです。
本日5時間目、とある1年生のクラスの「英語」の授業前です。生徒全員、始業のチャイム前に「着席」し、教科担任の先生を待っていました。中学校の「英語」の授業は、初めてで、ワクワクしている様子が伝わってきました。
【初めて折り目をつける教科書です。は~い!ハウ アー ユー?】
小学校の高学年から「英語」に親しんでいるとは言え、 本格的に学ぶ「英語」の授業です。中学校は、「教科担任制」で、専門の英語の教員免許を取得されている先生が授業されます。
大丈夫ですよ。心配なことや、わからないことは、どんどん質問して、ぐんぐん力を付けて行ってくださいね。興味をもって、楽しく学ぶこと。これが、一番、中学校では大切なことですよ。
「授業」と「授業」の間は、「10分間の放課」です。一年生の皆さんの様子を写してきました。
【「授業」も頑張る。「放課」も楽しむ。メリハリが上手な西中生の「今」です】
これから、家庭学習や、宿題や、塾の勉強と、人それぞれに「学習」にかける時間は違ってくることでしょう。
それでも、学校に来ている間の「授業時間」は、誰にでも等しく与えられています。この平等な時間を、どのように使うのか・・・・これが大切です。
「集中力」でしょうか・・・、今 目の前にあることに「集中する」。
まさしく、「今に生きる」西中生の校訓そのものです。頑張ろう!!!
**MIKIとMAKIKOの今日の食卓(給食より)**
『新コーナー』の第4回です。
長年、本校でお勤めいただいているお二人の給食配膳員さんから、実際に給食を食べたあとのコメントを掲載していきます。
お家での「給食メニューレシピ」の参考にしていただければと思います。
第4回目は、MAKIKOさんです。 今日のメニューは、
【献立:ごはん、牛乳、トンカツ、ほうれん草のあえもの、けんちん汁】のメニューでした……。
今日の食卓は、【 トンカツ 】です。
MAKIKO談「今日のトンカツ。トンカツ好きの1年生の生徒は、とても嬉しいと思うわ。だって、小学校のときは、ひとり一枚だったのに、中学校に入ったら、一気に2倍! ひとり二枚も食べられるんですもの。そんなに油っぽくないし、ぺろりと食べちゃえるわよ。給食センターさんは、揚げ方が上手ね」
とのこと。 ホントです。ぺろりといけました。
お家でも、試してみてはいかがですか・・・・ (*^^)v
「ちょっぴり豆知識」・・・・・・・・・・・・「けんちん汁」の名前の由来です。
「けんちん汁」とは、大根、にんじん、ゴボウ、里芋、蒟蒻(こんにゃく)、豆腐を胡麻油(ごまあぶら)で炒め、出汁(だし)を加えて煮込み、最後に醤油で味を調えたすまし汁で、神奈川県鎌倉市に伝わる郷土料理です。
漢字の表記は「建長汁」、または「巻繊汁」と書きます。地域や家庭によっては、味噌(みそ)仕立ての場合もあります。
元々は精進(しょうじん)料理なので、肉などは加えず、だしも鰹節(かつおぶし)ではなく、昆布(こんぶ)と、しいたけから取ったものを使うのが一般的でした。
「建長寺」の修行僧が作っていたことから、「建長汁」がなまり「けんちん汁」になったと言われる説や、普茶(ふちゃ)料理の「巻繊(けんちん): 野菜を刻み、豆腐を混ぜて炒め、湯葉で巻いて油で揚げた料理」が改良され、「けんちん汁」になった説など、その発祥には諸説あります。